京都の室町通りに本店を構える『然花抄院』は気品漂う「然」カステラが有名です。
手土産に持って行くと、間違いなく喜んでもらえる鉄板のお菓子です。
その然花抄院のカフェで夏季限定のかき氷メニューがスタートしています。
今回は、一味違う大人のかき氷『然ノ氷』と『然カステラ』をご紹介する内容になっています。
目次
然花抄院(ぜんかしょういん)とは
然花抄院は2008年、京都市室町通りに本店をオープンさせた和菓子屋さんです。
元禄13年(西暦1700年!)に建てられた築300年以上の町屋を改装した本店は、呉服店の並ぶ通りに突如現れます。
店内にはギャラリー『SUGATA』や手入れされた中庭、その中庭を眺めなることが出来る茶寮、カフェスペースになる蔵が連なっています。
【婦人画報】然花抄院 雪花霜(せっかそう) 8個入りメニュー
渋谷ShinQs店で食べた、かき氷とお土産に買った名物『然カステラ』をご紹介します。
然ノ氷セット
然花抄院ではかき氷を『然ノ氷』と呼んでいます。
今回食べたのは、然ノ氷セット(宇治金時)です。
かき氷とドリンクがセットになってお値段は税込1,650円です。
飲み物を抹茶にグレードアップしたので+110円になりました。
ふんわりと柔らかく削られた氷に風味が立った抹茶の蜜がかかっています。
見た目の色味が濃いのですが、蜜は甘すぎることなく、優しい味わいです。
頂上にのったアイスクリームの方が濃厚な味で、かき氷と交互に食べ進めるちょうど良いです。
器の下の方には、もちもち食感のつるっとした白玉と、あんこがトッピングされています。
テーブルに出てきたときに、「大きいな、、、食べられるかな?」と不安でしたが、温かいお抹茶との温度差・甘味と苦味のバランスがとても良くて、気づいたらペロリでした。
1,000円以上のかき氷を食べたことない方にも、おすすめしたい鉄板かき氷メニューです。
然カステラ(紙焼きカステラ)
然花抄院と言えば、最初に思い浮かぶのが『然カステラ(ぜんかすてら)』と『幻月』です。
贅沢にも粒の大きい丹波黒豆を与えて育てている、京都の鶏の卵を使ったカステラです。
栄養満点な証である濃度の高い黄身がそのままカステラの色に出ています。
このカステラのもう一つの特徴は、紙で出来たパッケージです。
和紙で作られた高級感のある丸い形は温かみがあって、お世話になっている方への手土産にもピッタリです。
パッケージの上で結んである、商品名の書かれた包装も和菓子ならではの奥ゆかしさを感じます。
お値段は小サイズが税込756円、大サイズが1,728円です。ともに数量限定で遅い時間だと売り切れていることもしばしばあります。
どちらのサイズが迷っている場合は、絶対に大サイズがおすすめです。大きいサイズの方が厚みがあるので、口に入れた時の幸福感レベルが圧倒的に高いです。
気になる中身をフォークですくってみると、どっしりとした重みがあります。
じっくりと焼き上げたカステラは外側はしっかりと焼き色がついていますが、焼き色は表面だけで、中心はとろーっとしていて半熟のような食感です。
日本茶やお抹茶によく合います。
これだけ濃厚なカステラだと、お茶も少し奮発したくなります。
我が家では和菓子には丸八製茶場の加賀棒茶を出すことが多いのですが、先日買ったTWGの紅茶もよく合いました。
ショップリスト
京都室町本店 |
渋谷ヒカリエShinQs店 |
実店舗は京都の本店と東京に1軒ずつしかありません。
以前は渋谷ヒカリエの地下にもテイクアウト店舗があったのですが、2021年9月に閉店しています。
アクセス・営業時間
京都室町本店
◆地下鉄烏丸御池駅2番出口から徒歩6分
◆営業時間 11:00〜18:00(喫茶ラストオーダー17:30)
◆定休日が不定休になっているので公式サイトをご確認ください。
渋谷ヒカリエShinQs
◆渋谷ヒカリエShinQs店5階
◆営業時間 11:00〜21:00(ラストオーダー20:30)
◆予約不可
まとめ
京都と東京にだけお店を展開する然花抄院のカフェで夏季限定メニューのかき氷を食べて涼んできました。
『然ノ氷』と呼ばれるかき氷は菓子処ならではの、高級感のある見た目も華やかな一品でした。
一番人気メニューの『然カステラ』もテイクアウトして自宅でいただきました。
どちらも然花抄院らしい、ここでしか食べられない特別感のあるメニューでオススメです。
最後までお読みいただきありがとうございました/
【婦人画報】然花抄院 雪花霜(せっかそう) 8個入り
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