常連だけは知ってる！創業１３９年「空也」の最中の予約方法

予約完売でなかなか手に入らない「空也の最中（もなか）」を食べたい。

空也と言えば、食べログで２０１８、２０１９、２０２０年の３年連続で百名店に選ばれている最中の名店です。

開店早々に行っても予約完売していることも多く、レア度の高い和菓子として有名です。

今回は、人気完売店「空也」の最中をご紹介します。

空也（くうや）とは

空也は明治１７年創業の銀座にお店を構える和菓子の老舗店です。

夏目漱石、林芙美子、舟橋聖一のような文豪や、9代目市川団十郎といった歌舞伎界のスターに愛されるお店です。

特に、空也初代当主の友人だった9代目団十郎は最中の生地を「焦がし皮」にするきっかけとなるヒントを伝えた人物としてゆかりがあります。

また夏目漱石の名著「吾輩は猫である」には空也が期間限定で販売する「空也餅」が登場します。

お店は銀座の１店舗のみでオンライン・通販は対応していません。

空也（くうや）の最中の一番の特徴は「焦がし皮」です。

中のつぶ餡は、白ざら糖と北海道産小豆だけを使って丁寧に煮詰めて作られています。
（保存料・添加物は一切使っていません）

甘すぎず、さっぱりとしながらも小豆の風味がしっかり感じられる繊細な味になっています。

サイズは縦６cm、横４cmと小ぶりな大きさです。

ばら売りでは販売していなくて、10個から購入できます。

お値段は1個１１０円（税込）です。

空也の最中のお日持ちは、常温で1週間程度です。
生菓子は当日中です。

最中に保存料を使ってないのに、賞味期限が意外と長いのは餡にするまでに小豆・砂糖を十分に煮込んでいるからです。

ただ、日が経つにつれて「焦がし皮」の風味が飛んでしまったり、つぶ餡が硬くなってしまうので、早いうちに食べるのがオススメです。

乾燥を防ぐためにお店で薦めているのは、箱のまま外側からビニール袋で包んでしまう方法です。
この一手間で乾燥は大幅に軽減されます。

また、硬くなってしまったときは手鍋に水と一緒に入れて、火を加えて「おしるこ」にするという方法もおすすめされています。

お店で推奨しているわけではありませんが、口コミを見ていると食べきれないときは冷凍する方もいるようです。冷凍している空也の常連さんは、つぶ餡が乾燥に弱いので1個ずつ個包装しているという情報もありました。

お店に行って予約できた場合、受取りする日にちの控えはもらえないのでご自身で忘れないようにメモしておきましょう。

空也の最中は口コミを見ていると、予約必須と書かれていることが多いです。

予約していなくても、購入できることはありますが、買いに行く日が決まっているなら、予約しておくことを断然オススメします。

筆者が購入したのは土曜日の15時でしたが、この日は予約分で完売していて後ろに並ばれた当日購入希望の方はゲットできなかったようです。

空也の予約は何日前でも予約できます。

1日前でも1週間前でも、1カ月前でも予約は受けてくれます。

筆者は購入日の10日前に電話予約しました。

平日の夕方に電話したら、すぐにつながってスムーズに予約できました。

出来れば予約してから買いに行きたい空也の最中ですが、予約は直接店頭に行くか電話のみとなっています。

電話番号：03-3571-3304

贈答用にオススメなのが化粧箱に入った最中セットです。

豪華な木箱に入ったものも用意されていて、お世話になっている方への手土産候補にしてみてはいかがでしょう。