キーツマンゴーは食べるまで10日かかる甘くて濃厚な希少品種

JAおきなわ_キーツマンゴー グルメ
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みなさん、キーツマンゴーって知っていますか?

沖縄を中心に作られる希少な品種で、栽培することが難しいので『幻のマンゴー』と言われています。

沖縄旅行で訪れた道の駅で偶然にも出会ったキーツマンゴーが美味しすぎたので、今回は値段や食べ方、入手方法をまとめてみます。

美味しいフルーツが好きな方には是非読んでもらいたい内容になっています。

キーツマンゴーとは

キーツマンゴー_緑色

キーツマンゴーの特徴は何といっても皮の色とサイズです。

熟してきても緑のままで、日本でよく目にする赤い表皮のマンゴー(アーウィンマンゴー)とは見た目が大きく違います。

そして、通常の赤いマンゴーの2倍(大きいものだと1.5kg)ほどに成長することもある希少な品種です。

収穫時期は8月下旬から9月までと非常に短い限られた期間です。

この季節の沖縄はちょうど台風が発生することもあり、せっかく収穫できるようになったマンゴーが自然災害によって吹き飛ばれさてしまうリスクもあるため、栽培している農家さんも少ないようです。

また食べる前には10日から2週間程度、常温で『追熟』させなければいけません。

追熟が終わったのを確認して、食べる直前に冷蔵庫で冷やすと最高の味わいが待っています。

収穫時期が短く、生産数も少ない、食べる前の手間もかかることもあり、『幻のマンゴー』と言われています。

キーツマンゴーとの出会い

キーツマンゴー_おんなゆくい市場

9月上旬に行った沖縄旅行で立ち寄った恩納村の道の駅「おんなの駅 なかゆくい市場」に地元の名産品が所狭しと並んでいます。

サクサクっもちもちの『サーターアンダギー』や『てびち唐揚げ』を求めて、地元の方も次々に訪れていました。

近くには有名な比嘉酒造があり『残波』がお土産として販売されていますが、地元の酒造で作られる泡盛『萬座』は本当では見かけることも少ないのでお土産にもオススメです。

ここでは沖縄で取れる食材も販売されており、その中で見たことのない緑色のマンゴーを発見しました。

スタッフの方に聞いてみると、「緑色のままで赤くはならず、持ち帰ってもすぐに食べてはいけない」という、初めて聞くような説明を受けました。

さらにこのタイミングでしか店頭にも出ておらず、出会えたのがラッキーだということも教えてもらいました。

ちょうどお店を訪れた9月上旬、台風の影響で配送業者が停まっていて出荷も出来ず、お取り寄せ対応もストップしているということで、迷わずJA沖縄シールが貼ってあるマンゴーを2つ購入しました。

お値段は贈答用の箱に入った手のひらサイズが2個セットで税込2,300円でした。

マンゴーの食べ頃

キーツマンゴー_ブルーム

収穫してから、食べるまでに追熟が必要なキーツマンゴーですが、追熟期間は10日から2週間です。

収穫したてのマンゴーは皮の表面にブルームと呼ばれる白い粉が見れらます。

キーツマンゴー_追熟
常温で置いて1週間です。ブルームが無くなってきました。

常温で置いて、日数が経ってくると徐々にブルームが薄くなり触ってみると表皮が柔らかくなっています

そして鼻を近づけると、ほんのり甘い香りが漂ってきます。

これが食べ頃のサインです。

キーツマンゴー_食べ頃
8日目にひっくり返してみたら、裏側が黄色くなっていましたので“食べ頃”と判断しました。

このサインを確認したら、冷蔵庫に入れて冷やしましょう。

サインが見える前に冷蔵庫に入れてしまうと、追熟が止まってしまうので要注意です。

キーツマンゴーの食べ方

キーツマンゴー_食べ方

JAおきなわの化粧箱に入ったマンゴーを購入したところ、写真付きで切り方が描かれたチラシが入っていました。

キーツマンゴー_食べ方

平たい種を中心に3枚にカットしたら、皮は剥かず、包丁を賽の目に入れて、てこの原理でひっくり返しましょう。

不器用な私がやっても、こんなにキレイな仕上がりになりました。

宮古島のマンゴー

マンゴーの生産量日本一の沖縄県の中でも、宮古島は一番の出荷量を誇ります。

温暖な気候で育ったキーツマンゴーは大玉になり、迫力のあるサイズで贈答用品としてもおススメです。

宮古島の特徴でもある強い日差しを受けて栽培された糖度が高く、16~19度になり、よく見かけるアップルマンゴーよりも甘く育ちます。

ただし生産数が少ない上に、毎年ファンが増えていることからシーズンが始まると同時に予約する方も多いそうです。

直売所

沖縄県北部の美ら海水族館近くを車で走っているときに、直売所があったので調べてみました。

おきなわんフルーツ園

おきなわんフルーツ園さんはグァバ、パッションフルーツ、島バナナ、シークァーサー、パパイヤのようなトロピカルフルーツも作っているので、フルーツ好きな方は長期滞在&散財必至の農園です。

農場見学・試食も出来るので一日楽しめそうです。

へんとな農園

出荷量日本一の宮古島でも一番有名なのが「へんとな農園」さんです。

園主の辺土名さんが研究・開発した農法で栽培されたマンゴーは甘くて、美味しくファンが多いのでシーズンになるとすぐに出荷分が予約で埋まってしまいます。

直売所でキーツマンゴーに出会うには年々、ハードルが高くなっていますので事前に電話でお問い合わせしましょう。

オンライン

キーツマンゴーは大手ECサイトでも販売していました。

楽天市場・アマゾンの「沖縄旬青果」さんで販売されている訳あり品は自宅で食べるなら、大玉で1〜2個届いて、送料込4,780円と現地で購入する価格と遜色ありませんのオススメです。

口コミ評価も高いので安心です。

まとめ

マンゴー生産量日本一の沖縄県でも、その希少性から『幻のマンゴー』と言われるのがキーツマンゴーです。

恩納村の道の駅で、偶然手に入れたキーツマンゴーは今まで食べた皮の赤いマンゴーより断然濃厚で美味しくて感動しました。

今回はそのキーツマンゴーの食べ方、価格、直売所をまとめてみました。

1年の中もで、ごく限られた期間のみ食べられるキーツマンゴー、是非食べて見てください◎

最後までお読みいただきありがとうございました/

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