賞味期限20秒のクリームパンがあると聞いて、表参道のデュヌ・ラルテに行ってきました。
訪れて見ると2階にはカフェが併設されていて、お買い物の休憩にも便利なお店でした。
今回はそんなデュヌ・ラルテの人気カフェメニューや手土産にオススメしたいパンをご紹介します。
目次
D’une rarete(デュヌ・ラルテ)とは

デュヌ・ラルテは青山・骨董通りにあるパン屋さんです。
『類(たぐい)にも稀なる』という意味の店名通り、類稀なパン屋でありたいと思いを込められたパンはこだわった素材、無添加の製法で作られています。
2001年、青山に開店したデュヌ・ラルテは一度は創業の地・青山から離れ、世田谷区等々力に移転しましたが、2021年4月に南青山にリニューアルオープンしました。
看板商品『カンヌ』の他にもカヌレ、ベニエのようなフランスに思いを馳せるようなスイーツを始め、カフェではレストラン『lounge1908』のシェフ仕込みのフードを提供しています。
メニュー
筆者がテイクアウトしたベーカリーの商品をご紹介します。
カンヌ


カンヌはフランス語で『サトウキビ』を意味します。
賞味期限20秒とテレビで紹介された看板メニューで、生地を27層にしたクロワッサンをカットして、濃厚なクリームが挟まれています。
クリームがクロワッサンに触れた瞬間から水分でサクサク食感が損なわれるため、長時間の持ち歩きはNGとなっています。
クリームには、和三蜜糖という国産のサトウキビが原料の砂糖を使っているので、独特の茶色がかった色と、とろみがあります。
その他に、キルシュ(さくらんぼから作ったお酒)・生クリーム・牛乳が入っています。
カンヌは、オーダーすると併設しているパティスリーで詰めてくれます。
ベニエ カスター

フランス版のドーナツ『ベニエ』はフルーツやジャムを詰めたものもありますが、デュヌ・ラルテのベニエ・カスターはレモン風味のカスタードがたっぷり入っています。

生地が揚げられているので、噛むとじゅわーっと甘さを感じます。
クリームは見た目以上にたくさん詰まっていますが、レモンの爽やかな香りで意外とさっぱりしていて、女性でも食べ切られるくらい美味しかったです。
【アマムダコタンがプロデュースした生ドーナツ専門店“アイム ドーナツ?”の記事はこちら】
蓮根


レンコンの輪切りが丸々使ってある、惣菜系のパンです。
ベーコン、チーズ、ブラックペッパーが入っていて、塩気が強いのでビールに合わせても美味しいです。
オリーブアンショワ

アンショワはフランス語でアンチョビです。

そのアンショワと、グリーンオリーブ、グラナパダーノチーズが入った長細いねじねじのパンです。
お店のコメントには白ワインにも合わせるのもオススメしていました。
2階のカフェで食べた一口サイズが美味しくて、お土産に2本購入しました。
トースターで3分ほどあたためると、お店で頂いたときのような美味しさになりました。



カフェ
青山店の2Fはカフェスペースになっています。
1階で販売している『カンヌ』を食べている方もいらっしゃいました。
筆者が頂いたカフェメニューをご紹介します。
クロックマダム(Croque-madame)


自家製のカンパーニュにハムとたっぷりのチーズを挟んだクロックムッシュの上に、半熟に焼いた目玉焼きを乗せたものがクロックマダムです。
デュネ・ラルテではさらに生ハム、パルメザンチーズをふわふわに削ってふりかけています。
カリッと食感のパンと、とろーっと溶けたチーズ、たまごがアツアツのうちに食べたいメニューです。
ブッフ・ブルギニョン(Boeuf bourguignon)

フランス語で「牛肉のブルゴーニュ風」のブッフ・ブルギニョンは、牛肉を赤ワインで煮込んだ料理です。
デュヌ・ラルテでは牛肩ロースを使っています。
スプーンでもほぐれるくらいに、柔らかく煮込まれたお肉はしっかりと味が染み込んでいるので、お皿に添えられたパンがよく合います。
付け合せのマッシュポテトとグリーンピースも彩りを添えて、綺麗です。
筆者はパンが足りなそうだったので、盛り合わせを追加オーダーしました。
パンの盛り合わせ

1階のベーカリーでも販売しているパンがカットされ、バスケットに盛られています。
オリーブの入ったオリーブアンショワ、小粒なレーズン・カレンツのパン、くるみ入りのパンなど4種類入っていました。
ポップアップ出店
デュヌ・ラルテは2022年2月・7月、新宿伊勢丹に期間限定で出店しました。
お店の名前を冠したクロワッサン『ラルテ』や、数量限定のパンドミ『椿』を求めて美食家が来店しました。
伊勢丹オンラインでは現在も、通販を行なっています。
また2022年1月には日本橋三越にも限定出店しました。



メディア

デュヌ・ラルテは2022年5月22日(日)放送の日本テレビ『シューイチ』で紹介されています。
看板メニューの『カンヌ』が「賞味期限20秒」の秒速グルメとして、取り上げられました。
また、パンシェルジュ2級の資格を持つ木南晴夏さんがセレクトするキナミのパン宅配便にも選ばれています。
店舗・アクセス

2023年1月現在、デュヌ・ラルテは青山骨董通り店の1店舗展開です。
紀伊國屋渋谷スクランブルスクエア店は、残念ながら2022年12月30日にクローズしています。
青山骨董通り店
東京メトロ銀座線・千代田線・半蔵門線「表参道駅」B1出口より徒歩3分
営業時間 (ベーカリー)9:30〜19:00
(カフェ) 9:30〜17:00(ラストオーダー16:30)
【表参道の入り口の分かりにくい隠れ家カフェをまとめた記事はこちら】
まとめ
表参道にあるデュヌ・ラルテは1階がベーカリー、2階がカフェになったお店です。
名物メニューは賞味期限が20秒というクロワッサンにクリームが入っている『カンヌ』です。
今回はそんなデュヌ・ラルテの人気商品・カンヌやその他の人気パンやカフェのおすすめ料理をご紹介しました。
2階のカフェは意外な穴場で、人気店なのに空いていることが多いので重宝しそうです。
最後までお読みいただきありがとうございました/


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