おはぎの名店と言えば「仙太郎」です。
京都に本店がある老舗和菓子店はここぞというときの手土産に使われる方も多いようです。
もちろん自分へのご褒美にもオススメです。
和菓子の手土産選びで悩んでいる方には、ぜひ読んでもらいたい記事になっています。
目次
仙太郎(せんたろう)とは
仙太郎は1886年創業の京都市下京区に本店を構える和菓子店です。
京都を中心に関東・関西・東海地方の百貨店にも出店しています。
和菓子に使う食材は国産のものにこだわっていて、丹波・近江・大和・但馬といった産地から取り寄せられます。
名物「おはぎ」の他にも季節の和菓子があるのでいつ訪れても新しい出会いがあります。
購入品
絶対外せない「粒あん」と「きなこ」のおはぎと、リピーターの多い「最中」、季節の和菓子を実食レポートしていきます。
おはぎ 粒
仙太郎のおはぎと言えば、この粒のしっかり立ったあんこを纏ったおはぎを想像します。
使われるもち米は各店舗で使われる直前日に精米される「羽二重米」です。
このもち米は八分搗き(はちぶづき)という少し胚芽を残すような精米方法となっていて、お米本来の栄養価を残すよう工夫されています。
仙太郎のおはぎを食べたときの風味や食感はこのこだわりから来ています。
おはぎ きなこ
青じそ入りのもち米で包んだ、こしあんは丹波大納言で作られています。
その上にしっかりとかけられた「きなこ」はところどころ黒い点があります。
これは「黒豆」が混ぜられているからです。
きなこのおはぎって意外とあんこが入っているものが少ないので、仙太郎のおはぎは満足度が高い一品です。
柏餅 粒
粒あんの入った蓬餅(よもぎもち)を柏の葉っぱで包んでいます。
鈴懸の草餅と比べると、よもぎの風味が弱いかな?と感じますが、その分あんこが際立っていて食べやすいです。
お餅が歪な形になっているのは、手作りならではの証(あかし)です。
(よく見る卵型のつるっとしたお餅は機会で作っているものが多いです)
【サザエさんの街・桜新町のおはぎ専門店「タケノとおはぎ」の記事はこちら】
ご存じ最中(もなか)
はみ出るほどの粒あんは豆が大きく、ごつごつしています。
食べてみて驚くのが、パリッとしていそうな見た目と違って皮部分がしっとりしています。
そして全く歯にくっつきません。
買った当日に食べてみての感想なので、元々パリッと感よりしっとり感が強いのが特徴の最中なんだと思います。
仙太郎/センタロウ お好きに召しませご存じ最中 2箱 お菓子・チョコレート(和菓子)【三越伊勢丹/公式】河内熟子(かわちじゅくし)
河内熟子は、夏シーズンだけ販売される期間限定商品です。
販売時期は5月上旬から8月中旬です。
グレープフルーツのような柑橘(かんきつ)の「河内晩柑(かわちばんかん)」を使ったゼリーのデザートです。
河内晩柑はグレープフルーツのような苦味は少なく、甘みがあるのでスイーツにぴったりです。
1つ1つ、河内晩柑の大きな実をくり抜いて使っているので、中のゼリーもすごくボリュームがあります。
1人では食べきれないので、2人でシェアするのに丁度よいサイズでした。
食べる直前まで冷蔵庫で冷やしておくと、美味しさ倍増です。
実店舗
仙太郎は関西の百貨店を中心に、関東の百貨店、一部東海地方の百貨店にも出店しています。
関西地区
京都府
本店 |
山科店 |
丹波工場 |
大丸京都店 |
JR京都伊勢丹店 |
大阪府
阪急うめだ本店 |
近鉄あべのハルカス店 |
髙島屋大阪店 |
兵庫県
神戸阪急店 |
東海地区
愛知県
ジェイアール名古屋タカシマヤ店 |
松坂屋名古屋店 |
関東地区
東京都
東京支社(練馬) |
伊勢丹新宿本店 |
東武池袋店 |
三越銀座店 |
東横のれん街店(渋谷) |
京王新宿店 |
神奈川県
髙島屋横浜店 |
オンラインショップ
公式オンラインサイトでは比較的、日持ちのする和菓子をお取り寄せできます。
おすすめは店頭でも人気のある定番商品「若あゆ」と「ご存じ最中」です。
最中は最中の種と餡が別々になって配送してもらえるので、パリパリの食感が楽しめます。
伊勢丹オンラインでも仙太郎の和菓子が通販可能です。
ポイントも付くのでMIカード会員の方はこちらがお得です。
まとめ
京都の老舗和菓子店「仙太郎」の代名詞、おはぎを中心に人気の商品をご紹介しました。
お世話になっている方への手土産や、がんばった自分へのご褒美にいかがでしょうか。
定番のおはぎと一緒に、「もなか」や季節の商品もおいしいのでオススメです。
最後までお読みいただきありがとうございました/
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