渋谷パルコで開催されていた今井麗(うらら)さんの新作展覧会「MELODY」に行ってきました。
この展覧会のために制作された約30点の作品が展示された会場は今井さんのファンがたくさん訪れていました。
今井麗(うらら)さんとは
今井麗さんは1982年生まれの神奈川県出身の女性画家です。
お父様の今井信吾さんも油絵画家であり、その影響で幼少期から油絵に親しんできたそうです。
多摩美術大学では、美術学部絵画学科で油画を専攻していました。
身近な食卓の風景、果物やおもちゃをモチーフにした作品が中心で、温かみのあるタッチが特徴です。
【スヌーピーミュージアムで展示された今井麗さんの作品記事はこちら】
ULALA IMAI EXHIBITION MELODY
会場:PARCO MUSEUM TOKYO(渋谷PARCO 4F)
期間:2021年6月25日(金)〜 7月18日(日) 11:00-20:00
“絵画をワンコインでレンタルできるサブスク”はこちらPARCO MUSEUM TOKYOで開催された個展は、過去の作品と比べて絵画のサイズが大きくなったのが印象的でした。
来場していたファンはオシャレな服装の女性が多く、男性で見学されていた方は少なかったです。
このエキシビジョンでは、4つの展示ルームがありました。
その中で作品を撮影することができたのは、最初の展示室のみです。
入り口正面に展示された大きな作品『MELODY』
作品が浮いているように見えるのは、この部屋だけ特別に黄色のツヤツヤの床になっているから。
この個展開催に合わせて、発表された作品集『MELODY』の表紙になっているのも、この作品でした。
【今井麗さんの作品を購入したコレクター「牧 正大」さんのCollection展の記事はこちら】
画集
今井麗さんはこれまでに2冊の画集を発表しています。
gathering
2018年にbaciから出版されました。(税込5,100円)
初版は表紙がパイナップルでした。その初版はあっという間に完売してしまい、セカンドエディションは桃となりました。
今井麗さん自ら600点ほどの作品から30点を厳選した全80ページの作品集です。
代表作のトーストはもちろん、果物・キッチンシリーズが網羅されています。
2022年1月現在、セカンドエディションも取り扱い書店で完売しているようです。重版のサードエディションが出るときは、また表紙が変わるのか楽しみです。
1冊ずつ丁寧に作られているのが感じられる、温かみのある装丁からも伝わってきます。
MELODY
2021年にPARCO出版から販売されました。(税込3,630円)
パルコミュージアムで開催された個展では先行発売されていて、作家さんご本人が在廊していた日はサイン会も行われました。
前作『gathering』に続く、この『MELODY』は収録されている作品数が大幅に増えています。
168ページに収められた作品数は106点と前作品の3倍以上になりました。
代表作であるトーストも数点、掲載されていて見応えがあります。
こちらは各書店でまだ購入することができます。
今井麗さん作品掲載雑誌
画集の他にも、今井麗さんの作品が掲載されている雑誌があったので、ご紹介します。
HERS秋号の表紙に掲載されたのは『WINTER SONATA』です。
冬の装いをまとったクマのぬいぐるみは、これまでの温かみのある作品とは少し雰囲気が違う作品です。
まとめ
パルコミュージアムトーキョーで開催された今井麗さんの個展『MELODY』に行ってきました。
過去最大規模のエキシビションは、作品のサイズもこれまでになく大きくなっていながら、温かみのある「光」を使った油絵は健在でした。
次回の展示会に行くのも楽しみです。
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