我が家にやってきたTRUCK FURNITURE(トラックファニチャー)のダイニングテーブル。
テーブルの次にほしいのは当然、ダイニングチェアです。
主人がインテリア好きで、なかでもイスは特に好きな家具だそうです。
結婚する前から持っていた Eames(イームズ)のシェルチェアはお洒落だけど、座り心地がいまいち(._.)
リモートワークも増えてきたし、長時間座っていても疲れないイスが欲しくてインテリアショップを巡りました。
目次
どんな部屋にも相性のいい北欧インテリア
まずはイームズと一緒に置いても相性がよく、デザインも可愛い北欧ブランドをチェックしました◎
ヨーロッパならではカラフルな色使いと、温かみのある素材を使った家具は日本でも人気です。
シンプルでナチュラルなテイストは取り入れやすくて、インテリア初心者にもおすすめです。
ピーチ、オーク、チェリー材のような木材をつかったものは和テイストの部屋にもマッチするので、
1箇所だけ取り入れても、ぐっとお洒落レベルが上がります。
実際に使ってみると、使いやすくて古くから愛されているメーカーが多いのも納得です。
北欧を代表するブランド
ここではTHE 北欧として有名なインテリアブランドをご紹介します。
何から取り入れていいのか迷っている方にもオススメのセンス抜群のアイテムがたくさんありますよ!
CARL HANSEN & SØN(カール・ハンセン&サン)
1908年にカール・ハンセンによって開設されたデンマークを代表するインテリアメーカー。
デンマークのデザイナーの中でも、世界的に活躍したハンス・J・ウェグナーとの協業によって生まれたYチェアを取り扱っていることでも有名です。
”Yチェア”の愛称で呼ばれる名品CH24は背中部分のパーツがアルファベットのYに見えることからそう呼ばれています。
ショールームで座ってみたところ、座面が適度に沈んで身体にフィットすることがわかりました。
これなら長時間のリモートワークでも疲れにくそう⤴︎
この座面はペーパーコードという紙!?からできた紐を編み込んで作られています。
編み込む作業は職人の手作業によるもので、1日がかりで仕上げるそうです。
毎日使っているいるうちに、このペーパーコードが自分のお尻の形に沿うように馴染んでいくので、自分だけのYチェアになっていくのも楽しみになります。
TRUCKのテーブルとデザインの相性も良さそうでしたが、脚の高さが高いようで座った時に足が床に届かないのが気になりました。
(私の身長が154cm、Yチェアの床から座面の高さは45cmです)
カール・ハンセン&サンはその他にもデンマークを代表する建築家 ARNE JACOBSEN(アルネ・ヤコブセン)や安藤 忠雄さんのデザインした家具も扱っています。
東京の外苑前にフラッグシップがあるので、取り扱い商品に触れて質感や座り心地を確かめたい方は是非チェックしてみてください◎
FRITZ HANSEN(フリッツハンセン)
1872年家具職人のフリッツ・ハンセンにより創業されました。
その技実力の高さと高品質な素材を使うことから、世界的デザイナーの信頼を得てプロダクトを生産を行なっています。
日本でもよく目にするアルネ・ヤコブセンがデザインしたセブンチェアを取り扱っています。
セブンチェアはシンプルながら、絶対に飽きない普遍的な美しさがあります。
機能面でもスタッキングができて、ユーザーの住環境の寄り添っているなぁと感じます。
(セブンチェアは世界で一番売れているスタッキングチェアとしても有名です)
1955年に誕生して、65年以上経っているのに今も色褪せないデザインってすごいです。
アルネ・ヤコブセンによるもう一つの名作といえばアリンコチェア(アントチェア)があります。
公式オンラインで”アリンコ”と紹介されていますが、アントチェアという呼び名をよく耳にします。
蟻(あり)のような面白いデザインが特徴的です。
セブンチェアにもアリンコチェアにも座ってみましたが、わたしも主人も肘掛けがあった方がリラックスできるという意見は一緒でした。
実は、わたしがヤコブセンを知ったのはこのアリンコチェアからです。
金沢旅行で行った”21世紀美術館”で真っクロのアリンコチェアが整然と並んでいるのを見て、その姿に目を奪われたんです。
主人は建築も好きで、”SANAA”という日本人の建築家デュオが設計した21世紀美術館自体にも見惚れていましたが、わたしはまだまだそのレベルには達していなくて、感動している主人を眺めていました 笑
フリッツ・ハンセンも外苑前にショールームがあります。
大きい買い物なので実物を見てみたい方は是非、行ってみてください◎
Louis Poulsen(ルイス ポールセン)
ルイスポールセンもデンマーク生まれで、1874年創業の照明メーカーです。
歴史あるメーカーなので、クラシックな商品を想像してしまうのですが人気のペンダントライトはとても近代的です。
ランプは何種類も出ていますがどれも一度見たら、絶対に忘れない独特のデザインを持っています。
わたしが気になっているのはPHシリーズの”PH5“です。
5枚の傘が重なっているデザインで、大きさやカラーリングも豊富に揃っています。
(傘が3枚タイプはPH3で、PH5よりスッキリしたタイプです)
どこから見ても、電球が見えない設計でどこか宇宙的な雰囲気を漂わせています。
このライトがダイニングテーブルの上にあったら、お部屋の雰囲気が素敵に変わるんだろうなぁと想像しています。
他にも人気なのはアーティチョーク(傘の部分が複雑になっていて、72枚の羽根で構成されています)やスノーボール(傘が8枚のタイプ)、トルボー(丸みのあるシェイプでガラスから透き通るあたたかい光が特徴)です。
ペンダントライト以外にも、テーブルランプのパンテラも不朽の名作としてファンが多く、ベッドサイトに置く小さいスタンドタイプから、ソファの横に置く丈の高いフロアライトまでラインナップが豊富でどんな空間にも対応できるようになっています。
ルイスポールセンは六本木にショールームがあります。
ご紹介しているライトが一堂に揃う空間は思わずうっとりしますよ☆
北欧家具を買うならここ! オススメショップ4選
気軽にネットで買い物できる便利な時代ですが、やっぱり実物をみて詳しい店員さんに相談しながら決めたい!
そんなオフライン派のみなさんにオススメのインテリアショップをご紹介します。
(もちろんオンラインからも購入できます◎)
ACTUS(アクタス)
ヨーロッパの家具・テキスタイル・インテリア雑貨に加えて洋服も展開しています。
全国にショップを展開していて知名度もあります。
わたしがよく行くのは外苑前駅から徒歩4分の青山店です。
店内が広くて、入り口近くのスペースではイベントを開催していることが多くて、行くたびに新しい発見があります。
北欧系のブランドに強く、Yチェア・ルイスポールセンが置いてあります。
キッズのアイテムも豊富でStokke(ストッケ)のトリップ トラップはカラーバリエーションがたくさん揃っています。
主人の姪っ子もStokkeを使っています◎
子どもの成長に合わせて、座る位置を変えられるノルウェー発の木製のチェアは大人になっても座ることができます。
ダイニングに置いておいても、お部屋のデザインを損ねないのでギフトにもオススメです(^ ^)
その他にも、キッチン周りの雑貨が置いてあり、わたしはチーク材のコーヒーメジャースプーンを愛用しています。
(1年ほど、木製のティースプーンを探していてこのスプーンに出会いました)
キッチン系やフレグランスはギフトにも使えるので、家具目当てじゃないときも近くを通ると立ち寄るようにしています(^_^*)
THE CONRAN SHOP(コンランショップ)
イギリスでデザイナーとして活躍していたテレンス・コンラン卿がスタートさせたホームファニシングショップ。
日本では新宿・伊勢丹新宿店・丸の内・福岡の4店舗展開されています。
(名古屋店は2020年12月で閉店、京都店は2020年2月で閉店しています。
伊勢丹新宿店は2017年に撤退した後、2021年3月にリニューアルオープンしています。)
わたしは新宿本店に行くことが多いです。
新宿本店は広くて、商品数や種類も豊富に揃っていますが、唯一弱点があるとしたら駅からの距離が遠いことです。
駅から徒歩20分ほどの距離があるので、無料シャトルバスの利用がおすすめです。
シャトルバスはコンランショップが入る”新宿パークタワー”と新宿駅を往復しています。
新宿西口「エルタワー」が発着場所です。
エルタワーは1Fにスターバックスが入っているのが目印です。
曜日 | 時間 | 発車時間 |
月・火・木・金・土・日 | 10:10 〜18:45 | 約10〜15分間隔 |
水 | 10:30〜18:30 | 約30分間隔 |
イギリス発祥のコンランショップですが、北欧家具のYチェア・セブンチェア、ルイスポールセンなどの王道ブランドはもれなく取り扱っています。
さらに、コンランショップオリジナルカラー・オリジナル素材があるので他のインテリアショップではお目にかかれないアイテムと出会うことができます!
わたしはこのお店でしか見たことないのですが、Jean Prouve(ジャン・プルーヴェ)のFAUTEUIL DIRECTION PIVOTANT(フォトゥイユ ディレクション ピボタン)は他のジャン・プルーヴェの家具と違って現代的なデザインで、長時間のデスクワークに向いていそうで、主人が興味津々でしたよ⤴︎
主婦の目線で気になるのは、キッチン系の食器類です。
わたしの家では、コンランショップ限定のDURALEX(デュラレックス)やパスタ皿を使っています。
キッチン用品のOXOやGLOBALの包丁もコンランショップで知って、購入しました。
その他にもクッションカバーや枕カバーもコンランショップでゲットしています。
(主人の肌が弱くチクチクするリネンが苦手で、コットン素材のものを選んでいます)
行くと何時間も滞在してしまうので、主人は呆れています 笑
IDEE(イデー)
1985年に青山・骨董通りに一号店をオープンしてから35年以上、日本のインテリア業界をリードするブランドです。
アクタスとコンランショップがカッコいい、ラグジュアリーなイメージなのに対して、イデーは可愛くて、ふんわりしたイメージ。
わたしの大好きなLisa Larson(リサ・ラーソン)がたくさん置いてあるので、よく見に行きます。
わたしの家の寝室にはIDEEで購入したJielde(ジェルデ)のでデスクランプを置いています。
10年以上前に購入した限定色のチョコレートブラウンで、今は販売していないようです。
現在は、カーキがIDEE限定色としてリリースされていますよ☆
ところで最近、無印良品でイデーを扱っている店舗が増えているのをご存知でしょうか?
実はイデーは無印良品の運営会社”良品計画”が買収したことで、同じグループになっています。
取り扱い店舗が増えたり、大きな会社の傘下に入ったことで定番商品が値下げされて買いやすい価格になったんです。
欲しかったアイテムが、お手頃価格になっているかもしれないので、要チェックですね!
もう一つ注目しておきたいのが、オリジナルで展開しているアパレルブランドの「POOL」です。
minä perhonenのデザイナー皆川明さんが監修していて、ものづくりの過程でどうしても出てきてしまう端切れや端材にもう一度命を吹き込むプロジェクトです。
SDGsの考え方そのものをブランドのコンセプトにしていながら、どの商品も可愛いのでついつい見入ってしまいます⤴︎
HIKE(ハイク)
中目黒でお店を構えて20年以上になるヴィンテージ家具のショップです。
1950年代の家具を中心に集めているそうです。
何でこのお店を知ったのかというと、、、
主人が使っているチェストがここで購入したものだったからです。
うちにあるチェストがまだHPのアーカイブに残っていました!!
(これは珍しいチェリー材で作られています)
これまで紹介してきたインテリアショップの中でも、ビンテージ家具を置いてあることが稀にありますが、ヴィンテージ家具の名店といえばこのHIKEさんだそうです。
やっぱり一番の魅力は一点もので、他の人とかぶらないものに出会えるところ。
ウェグナーの家具も取り扱っていますが、デザインを元に最近作られたものではなく1950年から1960年代のウェグナーが現役でバリバリ活躍していた頃の商品がメインです。
なので、見たことのない家具に出会えるんです!
ヴィンテージは経年劣化が心配かもしれませんが、HIKEにはメンテナンススタッフの方がいて、アフターサービスも充実しているので安心です。
実はヴィンテージ品以外にも現行品も取り扱っていて、主人はLUMINA社のフロアランプが気になっているそうです。
北欧ヴィンテージが気になる方には絶対おすすめのお店ですよ✴︎
まとめ
新生活で取り入れたい北欧家具の中でも、王道で絶対に間違いのない3ブランドをご紹介しました。
その家具を購入する際には、商品知識のあるスタッフがいてくれた方が安心ですよね!
わたしたちが、お店でアドバイスを受けて参考になったと感じたインテリアショップ4軒も載せています。
家具は簡単には買い換えることのないモノなので、悩んで悩んで悩み抜いて決めることが多いはず。
参考にしていただければ、嬉しいです( ◠‿◠ )
コメント