カフェで提供されるプレートランチが綺麗な木目のお皿に載っているだけで、美味しく見えてしまうのはなぜでしょうか。
私もそんな木のお皿がほしいと思い立ち、探していたときに見つけたのが高塚和則さんの作る「さくらのパン皿」です。
今回は1枚は持っていると食卓が華やかになる無垢の木を使った、素朴で可愛いパン皿をご紹介します。
目次
高塚 和則(こうつか かずのり)さんとは
高塚 和則さんは、栃木県塩谷町の『木工房玄』で自然の木材を使って、器・お皿・お盆・家具を製作する木工作家さんです。
無垢の木を使った作品は1点1点表情が違い、それが個性となっています。
機械で作られたような画一的な製品ではなく、作り手さんの思いが感じられる温かみのある作品との出会いは「一期一会」です。
作品
クルミ、クリ、ナラ、トチ、タモ、サクラを使った作品は使っていくうちにどんどん経年変化して、自分だけのアイテムになるのも人気の理由です。
取り扱っているお店が少なく、制作できる個数も限られているため、入荷してはすぐ完売してしまうものもあります。
パン皿
こちらは長年憧れ続けて、やっと手に入れた7寸サイズのパン皿です。
実寸は20㎝です。
食パンを1枚置くとちょうど良いバランスの大きさです。
購入前に別の作家さんで6寸(18㎝)のパン皿も検討しましたが、たった2㎝違うだけで、印象が全く違いました。
6寸だと食パンがお皿のフチ、ぎりぎりまでかかる大きさで、7寸だと少し余裕があって見ていて気持ちのいいバランスになることが分かりました。
使われているサクラの木は適度に硬く、丈夫な特徴があります。
乾燥に時間がかかりますがその分、乾いてからは加工しやすく磨けばツヤがでてきます。
家具にも使われる高級感があるので、お皿をテーブルに置くとパッと華やかになります。
経年変化
こちらは今回届いたさくらのパン皿(はちのす模様)です。
まだまだ木目の色調が若く、明るい色味です。
こちらは7年前に主人が購入した同じサイズのパン皿です。
キレイに経年変化して、より濃い木目になっています。
この頃は、はちのす模様の一つ一つが大きかったことがわかります。
パン以外は載せないように使っていたので、油や水のシミはなく、購入した時の模様が保たれています。
お手入れ方法
デイリーケアとスペシャルケアをご紹介します。
日々のお手知れ
使用する前に、水で濡らした布巾で拭いておくと染み予防になります。
使用後は固く絞った布巾で拭くか、ぬるま湯で洗い布巾でよく拭いて十分乾燥させます。
特別なお手入れ
定期的なお手入れをご紹介します。
仕様を重ねると木の乾燥が進んできます。そんなときは、キッチンペーパーなどにエゴマ油を染み込ませ、全体的に塗っていきます。
その後、余分な油を丁寧にふき取り、しっかりと乾燥させます。
エゴマ油が馴染んで木目に深みが増して色つやが出て、商品本体も保護されて長持ちします。
Instagram(インスタグラム)
高塚さんのInstagramアカウント(@kazunorikoutsuka)はこちらです。
製作風景や、日々のことを更新されています。
益子陶器市
木工房玄は、栃木県で開催される益子陶器市に出店しています。
なかなか現物を見て、触ることが出来ない作品たちを、作家さんご本人からお話を伺いながら購入できる貴重なイベントとなっています。
開催されるのは毎年、春のゴールデンウィークと秋の11月3日前後の2回です。
木工房玄さん以外にも益子焼きの作家さんたちがたくさん出店していて、しかも都内で買うより安くゲットできることもあるので、この時期の陶器市に続く渋滞は風物詩となっています。
まとめ
持っておくと食卓が華やかになる木のお皿は探し出すと、理想の1枚になかなか出会えないものです。
我が家は高塚和則さんの「桜のパン皿」に出会えたので、買い足して今では2枚使っています。
みなさんもお気に入りのパン皿を探しみてくださいね◎
最後に
高塚和則さんのパン皿は通販しているお店が少なく、取り扱っていても売り切れていることがほとんどです。
高塚さんの作品が気になっている方にオススメなのが「うちる」というオンラインショップです。
特に和食器が充実していて、高塚さんの作品はパン皿・オーバル皿・コースター・トレイと人気の高いアイテムはほとんど取り扱っています。
その他にも、美濃焼・波佐見焼・益子焼・信楽焼など普段使いしやすい食器がセレクトされています。
このサイトを見始めると、1時間くらいはあっという間です。
食器やインテリアがお好きな方は是非見てみてください◎
最後までお読みいただきありがとうございました/
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