東京・原宿といえば、流行の発信地として知られる街。しかし、そんな賑やかなエリアの一角に、静かに佇む老舗和菓子店「瑞穂」があります。
ここで出会えるのは、東京三大豆大福のひとつに数えられる名品──ふわふわで、しっとり、そして忘れられない味わいの豆大福です。
目次
昭和から続く変わらぬ味
瑞穂は昭和20年創業。原宿というトレンドの中心地にありながら、時代に流されることなく、手作りの豆大福を守り続けています。
店頭には「豆大福」のみという潔いラインナップ。これは、素材と技術に対する自信の表れとも言えますよね◎
豆大福の魅力とは?

瑞穂の豆大福は、まずその見た目からして存在感があります。
直径約6cmの大ぶりサイズで、手に取るとずっしりとした重み。餅は驚くほど柔らかく、持つだけで形が変わるほどのふわふわ食感。

中にはたっぷりのこしあんが詰まっており、塩気のある赤えんどう豆が絶妙なアクセントになっています。
- こしあんの甘さ:上品でなめらか。小豆の香りがふわっと広がる。
- 餅の柔らかさ:口の中でとろけるような食感。
- 豆の塩味:甘さを引き立てる名脇役。
この三位一体のバランスが、瑞穂の豆大福を唯一無二の存在にしています。
手土産にもぴったり

豆大福は1個から購入可能ですが、6個入り〜30個入りまでの箱入りも用意されており、手土産や差し入れにも最適です。
レトロな絵柄の箱もどこか懐かしく、贈る相手に喜ばれること間違いなしです。
メニュー
瑞穂のメニューは豆大福のみです。
値段は1個300円(税込)
以前は、最中(もなか)も販売していましたが、販売をやめてしまったそうです。
賞味期限
瑞穂の豆大福の賞味期限は当日中です。
おもちがとても柔らかいのが特徴の豆大福は、購入後早いうちに食べることをお店も推奨しています。
化粧箱

瑞穂の豆大福は贈答用に化粧箱が用意されています。
以下が価格表です。
| 個数 | 価格 |
| 6個 | 2,020円 |
| 8個 | 2,660円 |
| 10個 | 3,270円 |
| 12個 | 3,880円 |
| 15個 | 4,800円 |
| 20個 | 6,320円 |
| 25個 | 7,840円 |
| 30個 | 9,390円 |
訪れるなら午前中がおすすめ
瑞穂は朝9時から営業開始です。9時前にはお店の前に行列ができています。
人気の豆大福は午前中に売り切れてしまうことも多く、確実に手に入れたいなら早めの来店か、前日までの予約がおすすめです。
なお、日曜・月曜は定休日なのでご注意を。
どれくらい並ぶ?

筆者がお店に着いたのは土曜日の10時30分でした。
お店の前には10人ほど並んでいていましたが、回転がとても早くて3分後には、大福を買ってお店を出ることができました。
商品が豆大福オンリーで、現金決済のみのため、お客さんも迷うことがないので、並んでいても待ち時間は少なく購入できるようです。
予約方法
瑞穂では取り置き予約のみ、電話で受け付けています。前日までに予約をして、当日の14時までには受け取りにいきましょう。
当日予約は不可です。
通販・お取り寄せ
瑞穂の豆大福は店頭販売のみで通販は出来ません。
賞味期限が短く、配送が難しいためです。
アクセス情報
JR「原宿駅」から徒歩約7分
地下鉄千代田線・副都心線「明治神宮前駅」から徒歩約4分
【営業時間】9:00 〜 (売り切れ次第終了)
【定休日】日曜・月曜
【電話番号】03-3400-5483
まとめ
原宿の喧騒を抜けて、ふと立ち寄る瑞穂。そこには、心をほっとさせてくれる豆大福との出会いがあります。流行に左右されない、職人のこだわりが詰まった一粒を、ぜひ味わってみてください。
写真を撮るなら、白い暖簾と木の看板が目印。SNS映えもばっちりです!
他にも美味しい和菓子屋さんの情報をまとめていますので、是非読んでみてください◎
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今回も最後までお読みいただきありがとうございました/

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